こんにちは!
12月に入って一気に気温が下がっちゃって寒いですね〜。
観葉植物も冬がやってきて休眠期に入ったのか、土が乾くのが遅くなったり、あれだけ出まくっていた新芽が出てこなくなりました。
冬になると、寒さ、日照時間の減少、室内の暖房による乾燥など、観葉植物が直面する環境は一変し、春や夏と言った時期とやることがガラッと変わります。
そこで
- 「冬にどのように水やりをすればいいのか」
- 「肥料は必要なのか、剪定はどうすればいいのか」
このような疑問を持っている方に向けて、この記事では、12月の観葉植物の適切なケア方法(水やり、肥料、剪定、害虫対策など)を実用的なヒントと共に紹介しています。
さあ、観葉植物と共に、寒い季節を暖かく、心地よく過ごしましょう!
冬の特徴が観葉植物にどういう影響を与えるか?知っておこう
12月になって日が沈むのが早くなりました。
ちょっと前まで18時くらいまで全然太陽出てたのに、いつの間にか17時過ぎには真っ暗。
その結果観葉植物にとっては日照不足が起きたり、気温がグッと下がって根っこが冷えちゃったりと辛い状況になります。
動物たちが冬眠に入るように、植物も休眠期に入り成長が遅くなったり、悪い結果になると冷えすぎることで元気がなくなっちゃう植物も出てきます。
12月になり本格的な冬に入ったら、
- 日照不足になりやすいこと
- 気温が下がってしまうこと
- 空気が乾燥すること
と言った冬に起きる現象が、観葉植物にどういう影響を与えるか?を理解した上で、観葉植物と付き合っていく必要があります。
12月は日照不足になりがち。育成ライトで補完しよう
12月に入ると、グッと気温の下がって空気が乾燥して、何より早く日が沈むと言った現象が一気に進み、季節の進行をとても感じます。
そこで起きるのが日照不足。
人も日光が不足すると元気がなくなりますが、植物は人よりも大きく影響を受けてしまいます。
一番簡単な日照不足対策は、窓辺などの日光がよく当たる場所へ植物を置いてあげること。
とはいえ、小さい植物は置けるけど、大きい植物は窓辺に置くスペースがなかったり、窓辺に置くと寒気に当たって逆に良くなかったりと、色々理由が出てきて難しかったりしますね。
日当たりが良くない場所に置くことになることは仕方がない部分もあります。
ですが、放置して観葉植物が枯れてしまうのは悲しいところ。
なのでそう言った場合には、育成ライトを当ててあげるなど、少しでも日照不足を補えるような環境を整えましょう。
12月の水やりは水責めにならないよう、やや控えめに
12月の観葉植物への水やりは、夏と比べると結構控えちゃって大丈夫です。
気温が下がり、日照時間も短くなる12月は、当然土の乾燥が遅くなります。
なので、夏と同じ頻度で水やりを行ってしまうと、根腐れの原因となります。
また、水の温度も大事。
いきなり冷たい水をぶっかけられたら、
ぎえ〜〜!
つめてー!!!
と叫びたくなりますよね。
植物だってそれは同じです。
ジョウロの中で少し放置するなど、冷たすぎない状態にしてから水やりを行いましょう。
また、水やりは晴れた日の午前中(8時〜11時頃)には終わらせるようにしましょう。
冬の夜に水やりをやっちゃうと、水がいつまで経っても蒸発しなかったり、土の中の水がキンキンに冷えて凍ったりと言った事態に陥ることも。
そうすると根っこが痛んで最悪枯れちゃったりということにも繋がるので、夜の寒い時間帯の水やりは避けてください。
肥料は12月はやらなくてもいい。ただし例外を除く
冬は正直肥料をあげなくても全然問題ありません。
なんせ寝てるので。
冬眠中のクマが餌を食べないのと同じで、休眠中の植物に肥料を与えても無駄です。
なので、肥料やろうかどうしようか悩んでいるなら、基本あげなくて大丈夫です。
ただし、冬でも成長を続ける植物には、軽く肥料をあげても良いです。
エアコンなどで室内の温度がそれなりに高くて湿気も管理している状態だと、新しい植物が暖かい季節だと勘違いして花芽が出ちゃったなんてことも。
そんな例外に近いようなことが起きた場合には、液肥をかなり薄めて水やり時に一回与えるなどくらいはしても良いでしょう。
12月は基本剪定しなくてよし。黄色い葉っぱを取り除くくらいで十分
12月は多くの観葉植物が休眠期に入るので、基本的に剪定はしないほうが良いです。
ただし、
- 一本だけ変に成長し過ぎてしまった枝葉
- 病気や害虫に侵されてしまった枝葉
- 黄色くなった葉っぱを取り除く
などは、植物が無駄に体力を使わなくても良いように軽く剪定を行って整えてあげましょう。
また、室内で育てられている大型の観葉植物や、成長が旺盛な種類(例えば、モンステラやフィカスなど)は、定期的な剪定で形を整えてあげるのもOK。
12月に剪定を行う場合、新しい葉が出てきにくい時期なので、植物の全体的なバランスを考えて必要以上にバッサリ切り落としすぎないよう気をつけましょう。
また、剪定したのちは害虫や病気が出ていないか?チェックし、万が一発生した場合には早急に対応してください。
乾燥するから害虫は湧きがち。葉水と加湿器で湿度を保て
冬はいくら加湿器を炊いても乾燥してしまうので、ハダニ、カイガラムシやアブラムシなどが発生しちゃいます。
完全に予防することはできないので、発生したらどれだけ早く気づいて対処できるかが肝心。
そのため、葉水を行う際などに合わせて植物をチェックしちゃいましょう。
また、ある程度湿度が高い状態を作るのは予防においてとても大事。
対策していても発生する時は発生しますが、加湿器を使ったり、葉水後に葉っぱの上の埃を拭き取るなど植物が乾燥し過ぎずに清潔な状態を保つようにしましょう。
まとめ
12月は一気に気温が下がるなど、本格的に「冬」に突入していきます。
観葉植物がかさっかさに乾燥すると、葉先が枯れたり、葉っぱが小さくなったり、黄色くなったり、ハダニやアブラムシが出てきたりと冬特有の様々な症状が出てくるでしょう。
しっかり加湿器や葉水を使って、植物が快適に過ごせる湿度を保ちつつ、気温や土の状態に合わせた水やりの頻度と量を心掛け、肥料は必要に応じて少量やる程度にしましょう。
また、剪定は黄色くなった葉っぱや、枯れてしまった葉先を切ったり、無駄に伸び過ぎた枝を切るなど必要最小限にしておきましょう。
切り過ぎちゃうと冬の間は葉っぱが出てこない&日照も少なくなるので、光合成を行うことができず植物が弱ってしまいます。
病害虫は出たらできるだけ早く対処しましょう。
特にハダニは乾燥するとすぐ出てくるので、葉水を行った際に葉っぱの裏をチェックしたり、表面の埃を拭って清潔な状態をキープしてください。
暖かくなって植物が元気に活動再開できるまで、今はゆっくり寝てもらうことにしましょう。