こんにちは!
観葉植物を枯らしてしまうとついつい、
俺は植物を育てるのに向いてなさそうだな。
もう新しい植物を育てるのはやめとこうか。
なんて考えちゃったりしますが、手慣れたベテランの方でもよくあることなのでそこまで気にする必要はありません。
それは枯らしてしまった時に復活する可能性がある方法や、そもそも枯らさないための日々のお手入れのポイントなどを知らないからこそ焦ってしまうもの。
そこでこの記事では、枯らしてしまった植物を復活させる可能性のある方法と、そもそも植物を枯らさないためのお手入れのポイントをまとめています。
ちょっと枯れちゃったからと行って焦って捨てたり、放置して完全に枯らしてしまう前に、できることを行なって植物を復活させてあげましょう。
この記事はこんな人にオススメ
・観葉植物を枯らしてしまってなんとか復活できる方法を探している
・観葉植物を枯らさないためのお手入れ方法を探している
普通に置いているだけで、観葉植物はなぜ枯れるのか?
観葉植物が枯れる理由は様々です。
- 過剰に水をあげてしまう
- 逆に水をあげてなさすぎる
- その植物にとって快適でない場所に置いていた
- 肥料をあげすぎている
- エアコンの風に晒している
- ずっと日当たりの悪い場所に置いていた
- 実は枯れたのではなく、寒い季節は葉っぱを落とすタイプの植物なだけだった
などなど、ざっと考えただけでも枯れる可能性はたくさん出てきます。
中には枯れたと思っていても実は枯れておらず、ただ単に寒い季節で休んでいるだけだったと言うことも。
だからこそ、本当に枯れているのか?なぜ枯れてしまったのか?を突き止めることが、また同じことにならないようにするためにも大切です。
初心者がやりがちなやっちゃいけない、観葉植物が枯れてしまう育て方を別の記事でまとめていますので、今やってしまっていることがないか、気になるなら見ておいてください。
枯れた観葉植物が復活する可能性のある3つの方法
うわあ、植物がしょんぼりしてると思ったら枯れちゃってる。
昨日までは青かったのになぜ…
仕方ない捨てるか。
ちょっと待ってください。
植物が枯れてしまっても、まだ復活できる可能性はあります。
ここでは、枯れた植物を復活する可能性がある3つの方法
- 植物を植えている土を変えてみる
- 枯れた部分を切ってしまう「切り戻し」を行う
- 観葉植物を置いている場所を変えてみる
について解説します。
植物を植えている土を変えてみる
観葉植物のを植えている土を交換することは、枯れた植物を復活させるための最も基本的な方法の1つです。
そういえば買ってきて以来、植え替えどころか土を触ったこともないです
と言う方も意外と多いもの。
買ってすぐは問題ありませんが、植えられて数年たった古くなった土では、水や養分をうまく保つことができなくなり、根っこが呼吸困難に陥ることがあります。
植え替え用の土や、観葉植物ように栄養を考えてブレンドされた土などがホームセンターや植物屋さんに行くと売っています。
それらの新しい土を使って、植物の根が再び生き生きと成長できるよう、環境を変えてあげましょう。
枯れた部分を切ってしまう「切り戻し」を行う
枯れている部分だし、植物を剪定するのは当たり前とはいえ、正直ちょっと気が引ける…
なんて思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、植物にとって枯れた部分を切り戻すことは、成長を促すために役立つ良いことです。
イメージは髪の毛。
定期的に美容院に行ってカットするとスッキリしますよね。
植物の剪定もあれと同じものだと思えば大丈夫です。
また、何と言っても枯れた葉っぱや枝はその植物の健康な部分から栄養を奪ってしまいます。
枯れてる葉っぱや枝を見つけたら、枯れた部分を切り戻して植物の栄養を無駄に消費させないことで、植物自体が健康に成長することができるので、気にせずに切ってしまいましょう。
観葉植物を置いている場所を変えてみる
観葉植物なんだし、どこに置いておいてもいいでしょ
と思う方も多いかもしれませんが、やはり植物が生き生きとできるのはその植物にとって適量な光や風、温度がある場所です。
- 雪国に多く棲息している植物なら、暗さや寒さに強くても暑さには弱い
- 南国に多く棲息している植物は、明るくて暖かい気候に強いけど、暗さや寒さには弱い
- 海沿いに生えている植物は水や直射日光、風に強いけど、暗い空間だと弱っちゃう
など、なんだかゲームの属性みたいな感じですが、植物にも各々特性があります。
そのため、南国の植物を枯らしてしまう要因がある場所(北向きの窓の部屋で寒いし日光が全然当たらない場所)から、その植物が快適に過ごせる場所(南向きなど光がたくさん入り、比較的暖かい部屋)に移動するだけで、植物が復活することもあります。
そもそも観葉植物を枯らさないためのお手入れのポイント
室内で育てることの多い観葉植物を健康に保つためには、定期的なお手入れが欠かせません。
ここでは、予防策となる3つのお手入れ方法
- 直射日光の当たらない明るい場所に置いておく
- 定期的に肥料をあげる
- 葉っぱを定期的にお手入れする
について解説します。
直射日光の当たらない明るい場所に置いておく
植物=光合成。
これは小学校の理科で習うことですね。
水と同じくらい植物にとって「日光」は大事な要素となります。
ただし、「観葉植物」の中には外で生きている植物と異なり直射日光が得意ではいないものもおり、
とりあえずベランダに出して、直射日光を浴びせとけば大丈夫でしょ!
と軽い気持ちで外に出すと、葉焼けを起こしたり最悪枯れてしまうこともあります。
なので必ずその植物ごとに合った光量を調べて、その植物にとって快適な量の光が当たる場所に置きましょう。
大体はレースカーテン越しなどで柔らかい明るい光が入る場所に置いてあげると元気になりますよ。
定期的に肥料をあげる
土と水があれば、植物って勝手に成長するんでしょ?
確かに植物は成長や健康維持のための栄養を土から接種していますが、その土自体に栄養がなくなってしまっていると当然成長はおろか健康維持もできません。
なので、
- 長期間同じ土を使い続ける
- 栄養素が不足した土を使っている
場合には、植物が成長できず、栄養が足りなくなって枯れてしまうことに!
そのため、定期的に適切な量やタイミングで肥料をあげて、土壌に十分に栄養が足りている状態を作りましょう。
気をつける点としては人と同じで植物も栄養を過剰に摂ってしまうと逆に病気になったり枯れてしまいます。
なので適切な量とタイミングを守って、肥料を与えすぎないように注意しましょう。
葉っぱを定期的にお手入れする
植物なんて埃まみれになってるくらい問題ないでしょう
と、思うかもしれませんが、外で自然に生きている植物の葉っぱに埃や汚れが溜まっていることはありません。
外の植物は日常的に風や雨が降ることで、葉っぱについた汚れや埃を洗い流すことができているからです。
一方で室内に置いている観葉植物は風や雨で葉っぱを洗うことができず、ほったらかしていると葉っぱには汚れや埃が溜まります。
葉っぱに汚れや埃が溜まると、
- 光が当たらず光合成できない
- 病気や害虫が発生してしまう
など、観葉植物の健康を害する原因になることがあるので、定期的な葉っぱのお手入れは大切です。
定期的にたっぷり葉水をかけて汚れや埃を洗い流したり、柔らかい布を使って優しく拭き取ってあげましょう。
葉っぱを清潔に保ってあげることが、植物の健康を維持することにつながります。
また、葉っぱのお手入れを習慣化することで、植物に異常が発生していてもすぐに気づくことができ早めに対処できるので、完全に枯らしてしまうことを防ぐことができます。
まとめ
はい、と言うことで枯らしてしまった観葉植物が復活する可能性のある方法と、そもそも枯らさないためのお手入れ方法のポイントをまとめました。
何かしらの対策を行う前に、同じことを繰り返さないためにもそもそも本当にこの植物は枯れてしまったのか?枯れたとしたらなぜ枯れたのか?の原因を把握しましょう。
そして、枯れてしまったことがわかったら、まずは下記の3つの方法を試してみることがおすすめです。
- 植物を植えている土を変えてみる
- 枯れた部分を切ってしまう「切り戻し」を行う
- 観葉植物を置いている場所を変えてみる
完全に根っこが死んでしまっていない限り、復活する可能性は全然ありますので、諦めずに一度対処してみると良いでしょう。
また、そもそも枯らさないように日々のお手入れはとても大切です。
- 直射日光の当たらない明るい場所に置いておく
- 定期的に肥料をあげる
- 葉っぱを定期的にお手入れする
このあたりを意識しつつ、観葉植物にとって快適に過ごせる状況を作って、楽しいボタニカルライフを送りましょう!