こんにちは!
観葉植物はお部屋のインテリアのアクセントになるし、ホームセンターや無印良品、街の花屋さんなど手軽に購入できることもあり人気がありますね。
しかし、全くの初心者が上手に育てるには少しコツが必要です。
特に、
土の交換時期とかどの土を選べばいいのか?とかがマジで分かんない。
適当にやって枯らすのも嫌だし、どうしようかな。
と言う話は自分の周りでもよく聞きます。
実際、正しい土を選んであげないと
- 栄養分が不足する
- 水分が溜まって根腐れを起こす
- 逆に乾燥しちゃう
など枯れる原因になることもよくあります。
また、良いタイミングで土を交換することも大切で、長く使い続けて古くなってしまった土だと、植物に必要な栄養分が少なくなってしまっています。
いや〜、そんなん知らんし、難しそうだからやめとくかってなっちゃいますよね。
大丈夫です。
全然難しくありません。
なぜならこの記事を読めば初心者でも分かるから!
と言うことでこの記事では、観葉植物の土の選び方と交換時期、交換する方法と注意点について話していきます。
それでは早速行ってみましょう〜!
観葉植物にとって良い土って?4つの種類とそれぞれの特徴について
観葉植物にとって良い土を選ぶには、その植物が快適に成長できる土の条件に合わせて選ぶことが大切です。
そして当然ながら、質が良い土を使うと植物が健康な状態で成長させることができるため、土選びは本当に大事です。
そのため観葉植物用の土を選ぶ際には、
- 肥料やミネラルの含有量
- 排水性
- 保水性
などを調べた上で、あなたが持っている観葉植物にとって良い土を選ぶようにしましょう。
また、観葉植物のための土は大きく4種類あります。
- オーガニックな土
- 粘土質の土
- パーライトやバーミキュラを含む土
- 軽石を含む土
それぞれの特徴と選び方を見ていきましょう。
オーガニックな土はその名の通り天然素材の土
オーガニックな土は、その名の通り天然素材のみで構成されている土で、化学的な肥料や添加物を使っていないのが特徴の土です。
観葉植物を健康に育てるには肥料やミネラルなどの栄養素が不可欠です。
オーガニックな土は観葉植物が健康に生きていく上で必要十分な栄養が入っているので、だいたいどんな植物(観葉植物はもちろん果物、野菜、根菜なんかにも)にも使える懐の広い土ですね。
また、オーガニックな土は乾燥しにくく水やりの回数も減らせるため、実は初心者にとっても扱いやすい土でもあり、おすすめです。
そんなオーガニックな土を選ぶ際には、
- 植物が必要とする栄養素をちゃんと含んでいるか
- 品質が高い土(クチコミや評判はどうか?)なのか
- 水を溜め込みすぎず、乾きすぎない程度に排水性を持っているか
などを確認して、買うようにしましょう。
袋を見たりしただけでは分かんないよと言う場合には、植物園などの専門スタッフに
初心者にもおすすめのオーガニックでできた土ってどれですか?
って感じで聞いちゃいましょう。
粘土質の土は少し粘っとした特徴の保水性抜群な土
粘土質の土はどちらかというと「泥」って感じの土です。
土の粒子1つ1つが細かく保水性が抜群なので、本来水辺に生えている観葉植物などと相性は抜群です。
保水性が高い分当然水はけが悪いので、水をやりすぎてしまうと根腐れを起こしてしまうので、あまり初心者にもおすすめの土とは言えません。
それでも粘土質の土を使う場合には土の表面だけでなく、内側までちゃんと乾いているかどうか?を確認した上で水やりを行いましょう。
粘土質の土を選ぶ際には、
- 保水性を損なわない程度に排水性も良いもの
- 土の粒子が一定になっているもの
かどうかを確認した上で買うようにしましょう。
パーライトやバーミキュライトを含む土は観葉植物用にカスタマイズされた専用品
パーライトやバーミキュライトは自然にできる素材ではありません。
パーライトは真珠石や黒曜石などを高温で熱して発泡させて作ります。
一方のバーミキュライトはひる石をこちらも高温で熱して生成する土です。
両方ともに高温で加熱処理を行うため、無菌状態となっており、植物が病気になったり虫がついたりする心配をすることなく使えるとても便利な土です。
また、高熱処理した際にそれぞれの成分の中身が膨らむため軽量で排水性が良かったり、空気を含んでいることもあり根っこがよく育つように作られています。
個人的には初心者の方ならパーライトやバーミキュライトを含んだ土が、観葉植物用に作られた土なこともありとても扱いやすくておすすめの土です。
そんなパーライトやバーミキュライトを含む土を選ぶ際には、
- 品質の良いものかどうかをチェック(クチコミ、店員さんの評価など)
- 植物が必要とする栄養素を含んでいるか(自分で混ぜるより専用品を買う方が最初は良い)
を確認した上で購入しましょう。
大体のホームセンターや植物屋さんで売っているはずなので、
観葉植物育てるのに初心者でも使いやすい土ください
って言えば出てきます。
軽石を含む土は栄養が不足しがちなので定期的な肥料が必要になる土
軽石を含む土は軽量で排水性が良く、水はけが良いため根腐れを起こしづらい土です。
また、排水性が良いくせに保水性も高く、乾燥しにくいため初心者でも植物を育てやすいでしょう。
ただ、軽石=石なので、それ自体から植物は栄養分を吸収できず、定期的に肥料を撒く必要が出てきます。
まあ、肥料自体はオーガニックの土、粘土質の土、パーライト・バーミキュライトを含んだ土など、どの土を使っていても定期的に撒く必要はあるのでデメリットと言えるほどではありませんが、軽石を含む土の場合はその頻度が多くなるので少し面倒くさいかも。
なので初心者というよりは、それなりに数も揃って慣れてきた方向けの土かなと思います。
そんな軽石を含む土を選ぶ際には、
- 軽石の配合量はちょうど良いか
- 土の部分に植物に必要な栄養素が含まれているか
を確認した上で購入しましょう。
交換時期は一般的には2〜3年に1回。あとは状況に応じて交換しよう
観葉植物の土の交換時期は、植物の成長や栄養状態によって変わってきます。
それでも一般的には2~3年に1回程度は交換を考えた方が良いでしょう。
また、植物を置いている環境や、季節によっても土の交換時期が変わることがあります。
一般的な目安が2〜3年だからと言って放置して良いわけではなく、
- 土の表面が乾燥してるのか白っぽくなってきた
- 土がガチガチに固くなって水を吸収しないし全然排水しない
- 少し乾燥すると土の表面が割れる
- カビが生えちゃった
などなど、土を交換してすぐや植物を買ってすぐの状態と明らかに土の状態が変わってるし、あんまり良さそうじゃないよね??と思った際には早めに交換しちゃうのも良いでしょう。
観葉植物の土を交換するのは簡単3ステップ
観葉植物の土を交換したことがないと、なんだか難しそう〜と思うかもしれませんが、土の交換自体はとても簡単です。
交換の手順はたったの3ステップ。
- 植物を鉢から取り出して、モミモミして根っこに絡まってる土を落とす
- 鉢の中の古い土をゴミ袋などに取り出し、用意した新しい土を鉢に入れる
- 新しい土の上に植物を置いて隙間を埋めたのち、十分に水やりする
以上。
簡単でしょう?
大まかには以上で完了です。
もちろん植物を取り出した際に根っこが古くなっていたり、一部根腐れを起こしていたら切り取るなど、処置を行うケースもありますが、植物を購入して1年目や2年目の土交換なら、上記手順を覚えていればだいたい大丈夫です。
あまり細かいステップを気にしすぎて、根っこを痛めてしまったり、億劫になって土交換を行わない方が問題なので、難しく考えすぎずにまずはチャレンジしてみましょう。
観葉植物の土を交換する際にやってはいけないこと
難しく考えすぎずにチャレンジしましょうとは言ったものの、やってしまうと植物を枯れさせてしまうことはやらないようにしましょう。
観葉植物の土を交換する上でやってはいけないことはこのつ。
- 植物を鉢から取り出す際に雑に扱って根っこを傷つける
- 植物の種類や栄養状態に合っていない土を使う
- 鉢の大きさに対して土の量が足りていない、もしくは多すぎる
- 鉢底に石や陶器の破片などを敷かず、水捌け最悪
- 土を交換した後に水をあげない
- 真冬の寒い時期に土を交換する
これらはやってしまうと最悪植物が枯れます。
特に真冬の土交換や、植物を雑に扱って、生きている根っこを傷つけたり切ったりしちゃうのは良くありませんので、必ず植物は丁寧に扱って、5月〜9月あたりの暖かい時期に土を交換するようにしましょう。
まとめ
はい、ということでこの記事では観葉植物用の土の特徴と選び方、土の交換時期や方法、注意点などを解説してきましたが、まとめると、
観葉植物用の土は大きく4つに分類されます。
- オーガニックな土
- 粘土質な土
- パーライトやバーミキュライトを含んだ土
- 軽石を含んだ土
それぞれに特徴があり、植物に応じて合った(特性や含んでいる栄養分など)土を使うのが最適ですが、初心者の方はオーガニックな土かパーライトやバーミキュライトを含んだ観葉植物用に作られた土を使うのがおすすめです。
あなたが持っている植物に合う土がわからないという場合は、ネットで買うのではなく植物屋さんに言って店員さんにこれらの植物におすすめの土をくださいと聞いてみましょう。
観葉植物の土交換は一般的には2〜3年に1回で良いとされていますが、
- 土の表面が乾燥してるのか白っぽくなってきた
- 土がガチガチに固くなって水を吸収しないし全然排水しない
- 少し乾燥すると土の表面が割れる
- カビが生えちゃった
と言ったあまり良さそうじゃない特徴が出てきたら、早めに土を交換しても良いでしょう。
また、土を交換する手順は3ステップととても簡単です。
- 植物を鉢から取り出して、モミモミして根っこに絡まってる土を落とす
- 鉢の中の古い土をゴミ袋などに取り出し、用意した新しい土を鉢に入れる
- 新しい土の上に植物を置いて隙間を埋めたのち、十分に水やりする
あまり難しく考えすぎず、まずはチャレンジがてらやってみることをおすすめします。
ただし、土を交換する際にやっちゃいけないこともあります。
- 植物を鉢から取り出す際に雑に扱って根っこを傷つける
- 植物の種類や栄養状態に合っていない土を使う
- 鉢の大きさに対して土の量が足りていない、もしくは多すぎる
- 鉢底に石や陶器の破片などを敷かず、水捌け最悪
- 土を交換した後に水をあげない
- 真冬の寒い時期に土を交換する
これらをやってしまうと最悪枯れます。
特に真冬の土交換や、植物を雑に扱って、生きている根っこを傷つけたり切ったりしちゃうのは良くありませんので、必ず植物は丁寧に扱って、5月〜9月あたりの暖かい時期に土を交換するようにしましょう。
このあたりを意識しつつ、観葉植物にとって快適に過ごせる状況を作って、楽しいボタニカルライフを送りましょう!