観葉植物の10月の育て方。どうケアする? 秋の5つ注意点とおすすめのケア方法

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10月の観葉植物、どうケアする? 秋の5つ注意点とおすすめのケア方法

こんにちは!

観葉植物というのは、私たちの生活空間に静かな安らぎをもたらしてくれる存在ですよね。
それだけに、

観葉植物には、元気に綺麗に育ってほしいよね

と思っている方も多いはず。

しかし、季節の変わり目となるこの時期、多くの観葉植物愛好家は頭を悩ませるでしょう。

突然の葉っぱの色が褪せてきたような…
え、虫がいる!?ついでになんか、成長も止まってない!!?

などなど、心配を抱えているあなたへ、この記事ではそんな秋に観葉植物をどうケアすれば良いかをまとめています。

10月という、夏の終わりと冬の始まりをつなぐ大切な時期。
観葉植物もまた、新しい季節に向けた準備を始めています。

この繊細な時期に、僕らができる観葉植物への最善のサポートとは何か?

植物たちの小さなサインを見逃さないためのポイントや、季節の変わり目ならではのケアのコツを、詳しく話していきます。

あなたの大切な観葉植物がこの冬を元気に越えられるよう、ぜひ参考にしてください。
それでは行ってみましょう!

目次

10月の観葉植物の特性とケアを行う重要性

10月に入ると、日本の多くの地域で気温が徐々に下がり、秋の深まりを感じるようになります。

確かに。
朝晩は半袖だと寒く感じるようになってくるもんね

この一気にグッと寒くなる気候の変化は、観葉植物にも影響を与えます。

室外に出していた植物たちを室内移したり、育て方に微妙な変化が必要になるのはこの季節の変化を理解していればそりゃそうだと納得できるものです。

10月の気候と観葉植物の関係

10月は夏の暑さが大きく和らぎ、代わりに空気の乾燥や日照時間が短くなるなど、観葉植物に影響を与える新たな環境要因が出てきます。

空気の乾燥は葉の先端が枯れる原因だけでなく、害虫の増加をも引き起こす可能性があります。

また、太陽の光が直接届かなくなるなど、植物の光合成の効率が変わってくることで、植物の成長速度が鈍化すると言ったことが起きてきます。

秋に観葉植物をケアしておくと良い、長期的なメリット

秋に観葉植物を適切にケアすることで、観葉植物は冬を乗り越えて春に向けた新しいパワーを蓄えることができます。

特に、冬の乾燥や寒さは暖かい地域の出身が多い観葉植物にとって致命的。

きっちり乾燥と寒さから植物を守り、長く観葉植物が健康に成長できる状態を作りましょう。

10月の観葉植物のケアで気をつけるべき5つの注意点

【冷え対策】室外の植物を室内に移すなど、観葉植物を冷えに当てない

10月はわかりやすく気温が下がります。
観葉植物にとっても急な冷えは大敵です。

特にベランダなどの室外や窓際、夏は涼しいけど冬は寒い北向きの部屋など冷気の直接当たる場所に置いている植物は、暖かい場所への移動やカーテンで冷気を遮るなどの保護対策が必要です。

  • 冷暖房器具の近くには置かない
  • 冷気を遮るためにカーテンを使う
  • 日中は日の当たる部屋に移動させる

など、場所に応じた対策を検討しましょう。

【乾燥対策】植物が乾燥しすぎないように葉水と室内の湿度管理を

秋の乾燥は観葉植物にとってはストレスの元。

室内の湿度を一定に保って、植物を乾燥から守りましょう。
葉っぱへの霧吹きはとても有効なので、少なくとも1日に一回は行うようにしましょう。

また、気温が下がり乾燥が強まってきたら、湿度計を設置し必要に応じて加湿器を使用するなど、冬と同じような対策を行いましょう。

【日照対策】光の変化: 短くなる日照時間の調整

秋の日は釣瓶落としの言葉の通り、10月以降はどんどんと日が短くなります。
夏の間は19時過ぎまで明るかったのに、気付いたら18時には真っ暗なんてことも。

植物が日の光を浴びることができる時間も短くなるので、日中はできるだけ日当たりの良い場所に植物を移動させましょう。
直射日光の強さも和らぐので、朝9時から15時までは外に出しておくと言ったことも有効です。

【病害虫対策】 秋に増える害虫の特徴と対策

秋は乾燥するにつれ植物に虫がつきやすくなる季節でもあります。
実際我が家のボトルツリーにもハダニが湧いていたので先日水とティッシュで拭き取ったばかり。

家の植物は大丈夫だろう

なんて油断することなく、葉水をやる際などに定期的に葉の裏側をチェックして虫がついていないかを確認しましょう。
もし虫を見つけてしまった場合は、周りの植物にも被害が広がる前に早めに駆除・対策を行いましょう。

【根腐れ対策】水のやりすぎに注意して健康な根を維持しましょう

10月はグッと寒くなるため、植物の水の吸収が悪くなることもあります。
また、気温が下がり、日照時間が短くなることで、夏と比べて土が乾くこと自体に時間がかかるようになります。

そのため、夏と同じようなペースでの水やりは避け、土の表面がしっかり乾いてから水やりするよう心掛けましょう。

根腐れは植物にとっては致命的。
冬に入ると植え替えすることもできないため、水のやりすぎには注意しましょう。

【水やり】10月は土がしっかり乾いているのを確認してから

10月は多くの観葉植物が休眠期に入る準備を行なっているため、春〜夏の時期と比べて水の必要量が減ります。

また、気温が下がることで水が渇くまでに時間がかかるため、夏の頻度のまま水やりを続けると根腐れの原因になったりするので注意しましょう。

10月の水やりは、土がしっかりと乾燥した状態になってから行いましょう。

土に指を1-2cm差してみて、乾いてやれば水やりチャンス

土がしっかり乾燥しているかどうか?を確かめるには、指を土の中に1-2cm深さまで差し込み、指先に触れる土が乾いていれば大丈夫です。

逆に、まだしっとり湿っている感触だった場合は、水やりは行わず土が乾燥するまで待ちましょう。

10月の水やりは、涼しい時間に鉢の下からしっかり水が出てくるくらいやる

観葉植物自体が夏場と比べて水を求めていないので必然的に水やりの頻度は減ります。
しかし、水の量自体は鉢底から水が流れ出てくるくらいしっかりと水やりを行いましょう。

また、水やりは朝や夕方の気温が低い時間帯を選ぶと、水分が蒸発しにくく植物が水分をしっかりと吸収してくれるので良いです。

まだ10度以下まで下がる時期ではないので、夜中に冷え切っちゃう心配はしなくても良いでしょう。

【肥料】10月の観葉植物に最適な肥料は置き肥

10月は観葉植物の成長が緩やかになるため、肥料は液肥ではなく、置き肥を与えるようにしましょう。

置き肥が手元になく、どうしても液体肥料を使いたい場合には、指定された濃度よりもやや薄めて与えるようにすることで適切な栄養補給を行うことができます。

回数も月に1回程度で十分です。
観葉植物に健康に育ってもらうためにも、肥料のやりすぎには気をつけましょう。

【剪定】10月の剪定は観葉植物の形を整える程度で

10月は、新しい芽の出始めや過剰な成長が落ち着く時期であり、激しすぎる剪定を行うと、冬に必要な葉っぱが足りないという自体になることも。

そうならないためにも、

  • 葉っぱが重なっている
  • 過剰に伸びている
  • 切れたり枯れたりしている部分がある

と言った部分を、少しずつ取り除く程度に行い、植物の反応を確認しながら剪定するのがポイントです。

また、剪定後は植物が回復するための環境を整えるために直射日光を避け、適切な水やりを行いましょう。
剪定から数日間様子を見て、特に問題がなければ通常のケアを再開します。

剪定後1ヶ月程度で植物の成長状況や形を確認し、必要に応じて追加の調整を行うことをおすすめします。

まとめ:10月の観葉植物は、季節変わりのストレスを与えないことが大事

10月は観葉植物にとって環境変化が激しい月となります。

気温の低下、乾燥、日照時間の変化など、多くの要因が植物の健康に影響を及ぼす可能性のある変化が起きるので、植物が感じるストレスも大きくなります。

そのため葉が落ちたり、元気がなくなるなどの動きが出てくるかもしれませんが、

  • 土がしっかり乾いたのを確認して行う水やり
  • 秋向けに肥料を薄めたり、置き肥に変えるなどの調整
  • 枯れたり伸びすぎたりした葉の剪定
  • 少しでも日当たりの良い場所への移動
  • 冷気に直接当たらない場所への移動や対策

を行うことで、観葉植物を冬に備える下地をしっかりと作ることが重要です。

季節を見ながら適切なケアを行い、観葉植物には長く、健康に過ごしてもらいましょう!

それでは!

10月の観葉植物、どうケアする? 秋の5つ注意点とおすすめのケア方法

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